Case Study The Apartment by the Line (ライフスタイルショップ)

Space 7,200 sq ft

Type Luxury Fashion

Location 76 Greene Street

想像の域を超えたクールなアパートメント、それだけでなく家具から、ファッション、アクセサリー、食器に至るまで、ニューヨークのアパートにある文字どおり何から何まで、すべてにおいて最高にセンスの良い、そんな友達がいるとしたら? そして…彼女の持ち物が全部買えるとしたら!?  これがThe Lineの背景にある斬新なアイディアなのです。The Lineは、コレクションのショールームとオンライン・プラットフォーム用に、ニューヨークの真髄とも言えるようなアパートを模倣したスペースを見つけ出すために、ヴァイカスを起用しました。

チャレンジ

ヴァイカスは、華麗なジェットセッターで、お小遣いが無限にある30代の独身女性がマイホームと呼ぶようなスペースを探しました。エリアをソーホーに絞りましたが、問題は、ロフト風アパートメントを、住宅用建物の中ではなく、商業不動産建物の中で見つけることでした。このアパートメントは、住居ではなくショールームなのです。ヴァイカスは、女性の自宅風な演出をすると同時に、オフィス業務や商業施設の履行証明など、営業上の実際的な現実に対処する必要もありました。

The Lineは、スタートアップの世界で成長を続けるリードインベスターであるジェネラルアセンブリーの発案です。ヴァイカスの行く先々には、ことごとく大手ファッションブランドや家具のショールームの競争相手が立ちはだかり、それらの多くは1世紀以上、でなければ何十年にも渡る実績を誇る著名企業でした。

ソリューション

ソーホーにはニューヨーク独特の雰囲気が感じられます。キャスト・アイアン様式の建物、丸石畳の通り、ここを住処としてきた名高いアーティストやイノベーター、素晴らしい小売店やレストラン、そして人々…ソーホーにいるだけでクールな気分にさせられるのです。なかでもグリーン・ストリートでスプリング・ストリートとブルーム・ストリートの間とくれば、申し分ないほぼ理想的な場所です。ヴァイカスは76 Greene Streetの連続した2つの階に照準を定めました。

1872年に建造されたこの建物は、オリジナルのティンタイル張りの高い天井と美しいキャスト・アイアンの柱から、太陽の光をふんだんに採り入れる大きな窓に至るまで、すべてを備えていました。

76 Greeneの上下階の素晴らしい点は、コンセプトとしての「アパートメント」とそこでのThe Lineのコレクションの展示用に下の階、そして実際のオフィス用に上の階が利用できることでした。それまではワンフロアのより広いスペースを表と裏に分割することに焦点を当てていましたが、結局のところ、2つの連続した階の方がより良い解決法であったわけです。

適切なスペースを見つけることが挑戦なら、リースを確保することは熾烈な激戦そのものでした。当社は、物件を76 Greeneに決めたとたん、同じ2つの階を求める大手小売業と直接対抗する運命となったことに気付きました。彼らはバランスシートを備えているのに当方にはそんなものはほぼ皆無、しかもそれに加えて(驚くには値しませんでしたが)、大家が当方のコンセプトを理解できませんでした。

そこで当社は、創設者たちが誰であるか、そして彼らが成功する公算が大きい理由は何かに重点を絞ることにしました。基本的に、革新、若々しい熱意、過去の成功例を紡いだストーリーを売り込んだのです。これはある意味、ソーホーのストーリーでもありました。大家は見聞きした内容を気に入り、当方を著名企業よりも優先して第一候補にしてくれました。

その時点から先は、ビルドアウトとThe Lineのアパートメントの夢の現実化に向けて邁進あるのみでした。ヴァイカスは、このプロセス全体を通じて大家と建築家の双方と密接に協力、助力しました。結果的にThe Lineは、ソーホーでも最高のブロックの一つに夢のアパートメントを、そしてその階上にオフィスを手に入れました。それこそ大都会の話ってところでしょうか。



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