ヘンデル建築事務所

Space 26,000 sq ft

Type Architecture Firm

Location 120 Broadway

10年前、当社が初めてヘンデル建築事務所(ヘンデル)に協力し、同社のハドソン・スクエアへの移転に寄与した時、同社はパイオニアとみなされました。10年後、ヴァリック・ストリートの賃料は3倍となり、ハドソン・スクエアはhot spotに様変わりしました。ヘンデルは、より広いスペース を見つけると同時にコストを管理するために、ヴァイカスを再び起用しました。 ヘンデルは、賃料を大幅に節減しつつ床面積を倍増するようなスペースの取得が可能となるならば、ニューヨーク市の他地域に引っ越すことも辞さない覚悟でした。ヘンデルは、金融街に移転することにより、かつては銀行や法律事務所が支配的存在であった地区に本拠を置く、非金融企業の前線に立つパイオニアに返り咲きました。

チャレンジ

ヘンデル建築事務所は、世界中で象徴的な建物を建てている有名建築事務所として、自社ブランドにふさわしいスペースを必要としていました。ヘンデルは、ハドソン・スクエアのヴァリック・ストリートの長年のテナントとして、第一級のロフト風建物に、自然光の溢れる天井の高い、同社の望み通りのスペースを使用していました。問題は、ヘンデルが10年前にヴァリック・ストリートに移転した当時、この種の「クール」なスペースは流行りではなく、したがってハドソン・スクエアは低賃料でしたが、現在、この地区は人気急騰で賃料がプレミアムとなっていることにありました。さらに著しく成長したことで、大幅に広い場所が必要となっているものの、仮に満額を支払ったとしても、現在の建物ではヘンデルの成長に対応することは不可能でした。したがって、ヘンデルのために適切なタイプのスペースを好ましい価格で見つけることが課題となりました。

ソリューション

ヴァイカスはヘンデルのために、検討範囲を幅広くとり相当数の期待外れにも遭遇しながら多数の建物を見て回った結果、ついに120 Broadwayに白羽の矢を立てました。1915年に建造された120 Broadwayは、完成当時には世界最大の建物であり、天井が格別に高い威厳あるロビーと合計50,000平方フィートの床面積が特長です。偶然にもこの建物の6階は、高さ13フィートの天井と巨大な窓により、同社が探し求めていた自然光に溢れるオフィスが実現可能となるスペースでした。

120 Broadwayのような年月を経た伝統的な建物は、従来から法律事務所、保険会社、金融業といったテナントが入居しています。これらの類の企業が従前から採用してきた「美的感覚」は、数多くの個室と吊り天井といったもので、同社が望むところとは正反対でありながら、このスペースの骨格は適していたのです。ヘンデルは、空間を開放し、高い天井を剝き出しにして、この手の建物にお決まりであった殻を破ることによって、このスペースを、ハドソン・スクエアに残留した場合のコストの約半分程度で、まさに望みどおりのロフト感覚の自社オフィスに転換することができました。


Other Vicus Case Studies